言葉にできない

久しぶりに観たいと思う映画を観てとても心を動かされたので、感想を書こうと思ったけれどうまく纏められない。
だから感想を書くのは諦める。

感想を書こうとすると、作品を観てぐるぐると頭の中を廻る思考にけりをつけなくちゃいけなくなる。
観る人によってどうにでも受け取れるような深い作品ほど余韻は長く残る。
感想を文字にするとそうした余韻を強制終了させてしまうみたいで、書いても書いても何かが違う。

作品を鑑賞したあとすぐに感想を求められる機会って結構あるけれど、それは少し乱暴なことなのかもしれない。
たとえ何の引っ掛かりもなかったとしても本人に直接伝わる状況なら「よかった」としか言えないし、本当によかった場合でもうまく言葉が出てこなくてやっぱり「よかった」としか言えない。
どちらにしろ「よかった」という言葉しか残せないのは不本意だ。

何日かかけてゆっくりと思い出しながら反芻して、もういっそのこと言葉にせずにそのまま消化してしまいたい。

好きだったらリピートする。
それでいいんだと思う。


VSCO Selects

めったにないことなのでここで自慢させてください。

私はiPhone写真日記みたいな感じでVSCO Gridを使っているのですが、そこに載せた写真のうち1枚がVSCO公式に選ばれました。


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昨日の朝こんなメールが来ていて、VSCOアプリ内のお知らせ欄にも通知入ってて、公式アカウント見にいったら下の方ではありますが確かに私の写真がありました。


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※ちなみに公式は↓

grid.vsco.co

で見ることができます。これからも写真が追加されていくのでどんどん奥の方に沈んでしまうと思いますが、今この記事を書いている時点では20ページ目にありました(PCから閲覧の場合)。


毎日おそらく何千何万もの写真が世界中からアップロードされている中で、VSCOの中の人の目に留まり公式で紹介してくださったことは、とても大きな自信につながりました。自分自身もとても気に入っている写真なので尚更うれしい。

ここ最近の私は撮るのやめようかなと考えてしまうくらい、自分が撮った写真や自分の撮り方に自信をなくしてしまっていて辛かった(これは周期的に訪れる持病みたいなもんです)。
写真は楽しかったり苦しかったりの繰り返しだけれど、苦しい時期は成長のチャンスでもあるわけで、もがいて自分の理想に少しずつ近づけながら、目で見たこと、過ごした時間、感じたこと、ひとつひとつ残していけたらいいなと思います。